過去ログ⑨2003/01/20〜2004/03/28
[201] 目的など。。。
Name:オルフェオ date:2003/01/20(Mon) 22:31
>Cross Fireさん
なるほど魔術の目的ですか。
私としては、ひとまず、格段魔術を何かの手段とは捉えていないので、明確にこれが目的だと指し示すことはできません。ではなぜ魔術をやっているのかというと、それは非常に深いレベルで魔術が好きだからです。
と、ここで終わりにしてはつまらないので、少々おしゃべりします。
例えばよくいわれる願望成就。これも魔術の一つの目的とはなりますよね。でも、例え闇雲に次々と望みをかなえていったとして、さて満足するのかなといったらそうでもない。使い切れないほどのお金が突然手に入ったと想像してみてください。きっと、それまでできなかったことが容易にかなえられるようになりますよね。少なくとも物質的には。でも、そうした状態が続くと、飽きが来ていずれ虚しくなるのではないでしょうか。願望成就という側面だけ見ていたら、少なくとも私にとっては魔術の面白みが半減してしまいます。というのも、上記のような飽きの状態が来たとして、魔術はさてどうすればいいのかという指針を指し示してくれると思うからです。
これから魔術書をお読みになられていくうちに、聖守護天使との邂逅や神との合一などの言葉に出会われると思います。それらは、上で私が示した考え方の線上にある言葉だといってもあながち間違いではないでしょう。
でも、以上は特に魔術に限定した話でもないようですね。
ある意味広く経験一般にあてはまることなのかもしれません。となると、なぜ魔術なのかと問われたなら、やはり好みだからとしかいいようがありません(苦笑)
[202] 私生活Name:オルフェオ date:2003/01/21(Tue) 23:48
>ハダリィさん
おっと、私生活について。
別にハダリィさんに言いたくないってことじゃぁなくってね、ただ「公表」はしませんよってこと。
まあ、念のため。
魔術の向き不向きについては、今の段階でどうこうって言えるべくもなく。
ただ、やるんだったら以前の名無しさんの状態に戻らないっていう自信が必要だと思うよ。
[203] ちょっと遊びで…
Name:オルフェオ date:2003/01/24(Fri) 23:53
暇つぶしにどうぞ。
http://www2.plala.or.jp/Rosarium/maryoku.htm
[204] こんばんゎ。
Name:ハダリィ date:2003/01/25(Sat) 23:19
ゲームやってみました。
私はあまり得意じゃないので全然ダメでした・・・
でも面白かったです。
名無しに戻ってはいけない?
とは、ど~ゆぅ意味なんですか??
初めは何から始めたらい~んだろぅ・・・・
[205] おじゃまします
Name:yogi date:2003/01/26(Sun) 02:02
どうも、ふたたびお邪魔させていただきます。yogiと申します。
「アンドロギュヌスとヘルマフロディトス」、拝見させていただきました。
わたしは『アンドロギュヌス』も『ヘルマフロディトス』も、とくに背骨もなく、直感的に使い分けていたのですが、オルフェオさんの論を見て、その区分というか定義というものが、わたしの中で明確になっていきました。
>両者はそれぞれ理想状態のシンボルであるが、
>その理想を過去に求めるか(アンドロギュヌス)、
>未来に求めるか(ヘルマフロディトス)の違いがあるということも
>指摘できよう。
という説明はとても簡潔で素敵なイメージだと思います。
アンドロギュヌスが男性でもなければ女性でもない、いわば去勢された存在であるのに対して、男性でもあり女性でもあるヘルマフロディトスは、とても魅力的なモチーフに思います。
この文を見て、わたしがヘルマフロディトスに見たイメージは『光』です。
文系的な理解しかしていないのですが、今の物理学では、
光は粒子であり波なのだそうです。
観測の仕方によってその振舞いが変わる云々…
単に耳慣れないという理由だけかもしれませんが、ヘルマフロディトスには夢幻の魅力を感じてやみません。
それでは長居をしてしまいましたが、以上がわたしの感じたことです。
わたしの一言が何倍のものになって帰ってきたこと、それに無上の感謝を感じます。
ありがとうございました。
[206] 名無しの状態…Name:オルフェオ date:2003/01/26(Sun) 19:41
>ハダリィさん
ん~、魔術って言葉で宣言したりするんだけど、その時は事実はどうであれ、100%嘘はないって気持ちでやんないとあんまり意味がないんだよね、きっと。
ところで、魔術は想像力を使ってやるもの。
記憶なんかは想像力の働きなんだよね。
それがあるから夢も見られるし、色んなことを思い浮かべたりもできる。
たとえ目の前にないことでもね。
ハダリィさんが名無しのとき言ってたのは、私には何もないってこと。でも過去のイメージなんかがないってことはきっとないでしょう。過去の出来事自体はもうないものだけど、イメージは今あるもの。そうしたイメージを使って作業する時に、何もないって言っちゃうと、それは嘘になるよ。
なんて理屈付けてみたけど、実はああいう状態だと精神的にまずいんじゃないのかなと感じたからああ言った。
ちなみに魔術に関しては[198]に書いたことなんかがハダリィさんにもいい参考になると思うよ。
[207] yogiさんへ
Name:オルフェオ date:2003/01/30(Thu) 01:48
ヘルマフロディトスと光。
またまた面白いテーマをいただきました。
現在連想が飛びまくっています。
週末あたりにレス付けさせていただきます。
しばしお待ちください。
[208] 光
Name:オルフェオ date:2003/02/01(Sat) 20:28
>yogiさん
文章お読み頂きありがとうございます。
その上、一番強調したい部分をご指摘いただき、非常に嬉しいです。
光のイメージ面白いですね。
粒子と波。
十年(?)程前、一時期量子力学に興味を持っていた時期があったので、ぼんやりと思い出しました。確かヤングの実験でしたっけ、件の観測云々の話で引き合いに出されるのは。
物理と魔術の間の言語体系の違いに気付いた時から、いつの間にか量子力学への関心は薄れていってしまったのですが、私としても、非常に興味を引かれた事柄であったことが思い出されます。
粒子であり波であるというと、私専門外ではありますが、
本来両立しないものなのかなと予想はします。
そこに光の持つ「イメージ」を重ね合わせることによって
ヘルマフロディトス像を豊かにしてくださり、ほんと文章を書いた甲斐がありました。ありがとうございます。
光のイメージというのは、人間の精神的営みに計り知れない影響を与えているのではないかと、実は頭のどこかで考えていました。
それゆえずっと「西洋における光の思想」と表題は掲げてあるのですが、まだ文章をアップするまでには至っていません。アップした際には、コメントなどいただけたらなと思います。
宜しくお願いいたします。
[209] 恐縮です
Name:yogi date:2003/02/03(Mon) 00:56
どうも、yogiです。
未整理の発言にふくらみを与えていただいて、恐縮するとともにうれしく思いました。
量子力学についてはもちろんわたしも専門外です。
数式や証明などについては、書かれたものを鵜呑みにするしかないという程度のものですが、その結果起こる事象に興味を持ったことがあります。
GD系のカバラでも、観測や推測が不可能な領域に、量子力学や相対論のイメージがちりばめられている気がします。
暗闇のなかにある石炭は見えないが、そこから熱が生まれるというカバラの寓話など、シュレーディンガーの猫を連想します。
ミーハーな読者として、新しい文章がアップされるのを
楽しみにしています。
コメントというよりも、ただの思いつきになると思いますが、わたしにとっても新たなる思想の小径となりそうで、ワクワクする思いです。
[210] ???
Name:氷月 date:2003/02/04(Tue) 23:41
Cross Fire改め、氷月です。
ここに寄せてもらうようになって質問ばかりなのですが、どうぞお許しください。
魔術と魔女術との違い云々とはどういうものでしょうか?
本を読むところ、行き着く先が違うようなことは分かるのですが。
[211] 大変遅くなりました。ごめんなさい。
Name:オルフェオ date:2003/02/23(Sun) 14:29
>yogiさん
やはり、イメージですよね。量子力学との接点は。
例えば、カタリ派やテンプル騎士団がオカルティックな装いの元立ち現れるのも、歴史的「事実」がどうだからというより、むしろそれらの事柄がそういったイメージを喚起するというところにこそ原因がある思います。
「レッドドラゴン」を観てきたのですが、そこでレクター博士が「芸術的想像力」うんぬんを述べるくだりがあって、刺激を受けました。彼いわく想像力を用いることの代償は恐怖だそうですが、私は恐怖も含めた「深さ」を与えてくれるのが想像力だと思っています。「深さ」というとあまりに曖昧な言い回しなのが問題なのですが…
>氷月さん
魔術と魔女術について。
「行き着く先が違う」という指摘なかなかいいところをついてると思います。
確かに魔術書においては聖守護天使との邂逅が述べられていたり、カバラでいうとマルクトからケテルへ向かう上昇の道が述べられていたりと、何か向かうべき方向が指し示されていますね。
一方、魔女術のほうでは、そうした向かうべき方向が示されていないように見受けられます。
上記の差異が出てくるのはどうしてなのか。私は、この差異は自然に対する態度の違いによってもたらされるのではないかと思います。
まず魔女術について。こちらには自然に対する素直な信頼があると思います。例えば自然の中に四大の姿を見るとして、まず自然現象の現れがあり、それを素直に受け入れることによって、そこに四大の姿を見る。現代において魔女術の一形態であるウィッカが宗教として成立しているということが一つのいい例かもしれません。
対して魔術においては、自然を素直に受け入れるのではなくして、むしろ自然の「背後にあるもの」を探求しようという要素が強いと思われます。四大の場合でも、自然現象を扱う際それを四大と直接結びつけるのではなく、ワンクッションおいて、この現象の背後にはかくかくしかじかの四大が働いていると捉えるのではないでしょうか。つまり、自然に対して疑ってかかるという態度ですね。だからこそ、学問的要素が強くなってくるわけで。
以上のように書いてしまうと、双方から批判が出てくるとは思いますが、掲示板でのレスという性質上話を簡略せざるをえないということで、ご容赦いただきたいと思います。どのみち、現代においては双方が混ざり合う複雑な状況があり、完璧な分類は非常に困難です。
[212] そうそう
Name:オルフェオ date:2003/02/28(Fri) 01:00
レイアウトの関係で、
TRKさん主宰の「黄金の夜明け」研究会ML入会フォーム、魔術セクションの方に移動しました。
[213] Re[212]: そうそう
Name:TRK date:2003/03/01(Sat) 16:19
> レイアウトの関係で、
> TRKさん主宰の「黄金の夜明け」研究会ML入会フォーム、
> 魔術セクションの方に移動しました。
更新拝見致しました。相変わらず美しいですね(^。^)
コンテンツのアウトラインも面白そうです。
更新を楽しみに待っています!!
[214] >TRKさん
Name:オルフェオ date:2003/03/02(Sun) 20:02
いつもやる気を出させていただきありがとうございます。
相変わらず、特に計画は立てずに、気が向いたテーマを少しずつ書き溜めている次第。
これからどのような形ができてくるのか、私にもさっぱりわかりません。
それでもどうやら、魔術のワークによる成果が目に見えない形で反映されるものとはなっていっているようです。
ゆるりと更新していきますので、コメント宜しくお願いします。
[215] Re[214]: >TRKさん
Name:TRK date:2003/03/11(Tue) 22:33
こちらこそ!
[216] 最近Name:オルフェオ date:2003/04/01(Tue) 23:19
フルートを始めました。基本の音出しからなので、まだほとんど吹けない状態。でも調子がよさそうな時に『逃れ行くアタランタ』の一節を吹いてみたら、これが非常にはまる。
アダム・マクリーンのシリーズで付録についていたカセットテープには、アタランタの声楽バージョンが収められていますが、流石人声に一番近い楽器といわれるフルートだけある。アタランタの楽譜との相性は抜群でした。
演奏のレベルが上がったら、高い楽器買わないとなぁ。
[217] Re[216]: 最近Name:TRK date:2003/04/09(Wed) 21:57
面白そうですね。
しかし,オルフェオさんといったらオルフェウス,オルフェウスと言ったら讃歌,そう来たらフィッチーノ…星辰とダイモーンと音楽の世界を連想します。はまり過ぎですね
(^_-)
僕は最近『魔笛:秘教オペラ』と言う本を,他の本を何冊も併行して読んでいるので思い出したようにですが,少しずつ読んで感銘を受け,僕が興味を持っている分野を学ぶ
活力を得ました。
オルフェオさんもフルートを吹きながら,風の如く軽やかな知性に乗って,頑張ってください。そして,得た一欠けらをHPなどでぜひ教えてくださいね(^。^)
> フルートを始めました。基本の音出しからなので、まだほとんど
> 吹けない状態。でも調子がよさそうな時に『逃れ行くアタランタ』の
> 一節を吹いてみたら、これが非常にはまる。
>
> アダム・マクリーンのシリーズで付録についていたカセットテープには、
> アタランタの声楽バージョンが収められていますが、流石人声に一番近い
> 楽器といわれるフルートだけある。アタランタの楽譜との相性は抜群でした。
いつか聞けるのを楽しみにしています
拝
[218] 魔笛Name:オルフェオ date:2003/04/13(Sun) 20:43
純粋にオルフェウスを目指すとなると、竪琴にしなければなりません。
なわけで、アイリッシュハープでもやろうかなと考えた時期もあります。
でも、やっぱり持ち運びに不便ですし、そうすると身軽なヘルメスのイメージから離れてしまう。
その他諸々考えた末、アポロンではなくパンの側に付くことにしました。
まあ、フルートの音色が好きっていうのが一番の理由なんですけど。
「魔笛」は結構好きなオペラです。やっぱり子供の頃からヘルメス学周辺の事が大好きで、「魔笛」について初めて知ったのはメーソン関連の話題からだったように思います。
主人公タミーノの秘儀参入が隠れた主題であって、前半敵だと思われていたザラストロが実は秘儀参入を導く導師であり、夜の女王は秘儀参入を妨害する勢力だった。そんなこんなで、タミーノは様々な試練にぶつかるけれど、最後には無事秘儀参入~といった内容ですよね。
細かいところは忘れましたが、話の内容のみならず、三連符がノックの音を表しているなど譜面に様々な象徴表現が盛り込まれていて、楽典に詳しい人にとっては探索のしがいがある曲らしいですね。
ですが私音楽の方はド素人なので、現在述べられることがほとんどなくて申し訳ございません。お詳しい方、ご教示お願いいたします。
[219] Re[218]: 魔笛
Name:TRK date:2003/04/19(Sat) 14:34
今日は、
> 純粋にオルフェウスを目指すとなると、竪琴にしなければなりません。
> なわけで、アイリッシュハープでもやろうかなと考えた時期もあります。
> でも、やっぱり持ち運びに不便ですし、
> そうすると身軽なヘルメスのイメージから離れてしまう。
そう言えば、千と千尋の主題歌を歌っていた女性が、持ち運び用のハープを使っていました。あれはなかなか、身軽そうでした。
> 「魔笛」は結構好きなオペラです。やっぱり子供の頃からヘルメス学周辺
> の事が大好きで、「魔笛」について初めて知ったのはメーソン関連の話題
> からだったように思います。
僕もヘルメス学経由です。
意識したのは、講談社新書のフリーメーソンだったかな?。
それと、ドロレスさんが、国書本で音楽を参考に紹介していた箇所に、一緒に紹介されていたように思います。
ドロレスさんの国書本を読んだころ、もう数年前ですが、「魔法使いの弟子」や「惑星」といったCDと一緒に、「魔笛」も短いダイジェスト版のようなものを古本屋で購入し、瞑想中流しては、どのようなものが想起されるか見ていた覚えがあります。
しかし、『魔笛:秘教オペラ』を見ると、モーツァルトは家族に「セリフを見てくれ」とセリフを重視したとのことですので、先先月当たりでしょうか、セリフの対訳本を購入しました。後は、画象を仕入れるだけ?…そこまでやるかは分かりませんが、安く入手できるか、近場で手ごろな値段で公演をしたら、一人でも見にいきそうです(^^ゞ
> 主人公タミーノの秘儀参入が隠れた主題であって、前半敵だと思われていた
> ザラストロが実は秘儀参入を導く導師であり、夜の女王は秘儀参入を妨害
> する勢力だった。そんなこんなで、タミーノは様々な試練にぶつかるけれど、
> 最後には無事秘儀参入~といった内容ですよね。
主人公が設定上東洋の国日本出身なのは、ツボにはまりますが、そのような感じです。
秘教オペラの解説では、主要4人・2カップルの対して検討し、「婚姻の秘儀」、「火と水(水と火)の秘儀」、などにも、かなり文章をさいています。私は、ちょうどその前後、タロットのKey6をStudy(瞑想・文献調べ)していたので、トピックスが良く重なり、とても興奮しました。(最近は記憶術からの自然な流れとして、タロットとタリスマンについて重点的に学んでいます。)
『魔笛:秘教オペラ』は、私も音楽の詳しい所はからっきしですが、著者が一般人にも楽しめるように書いており、ヘルメス学、殊にフリーメーソン風味の儀式解釈に興味を覚える人には最適の邦語の入門書ではないだろうかと思います。
[220] 魔笛
Name:yogi date:2003/04/22(Tue) 18:52
おひさしぶりです。
オルフェウスさんがフルートを始めたというのを聞いて、いずれはやはり『竪琴』に向かうのかなあ、と連想しました。
友達に声楽畑の者がいるくらいで、音楽の知識と技術はからっきしですが、嗜みとしてひとつの楽器くらいはマスターしたいものだ… と思ってはや十数年。
魔術師というものは詩も音楽も絵画も操らなくてはならない「総合芸術家」だ、という内容のことをいったのは誰でしたっけか。いまだ打楽器以外の演奏はできずに過ごしています。
T『千と千尋の神隠し』の話題ですが、確か『ライアー』というドイツの簡易ハープです。ここから先はうろ覚えの知識なのですが、確かシュタイナー教育の中にも、情操教育としてライアーを使う、といったものがあったような… メディスン・セラピーでも扱いが簡単なので、思いつくままに弦をつまびく『自由連想法』の音楽版のようなセラピーもあったような。
ちょっと話が逸れてしまいました。
それではここで…
[221] ライアー
Name:オルフェオ date:2003/05/18(Sun) 16:34
TRKさんならびにyogiさん
お返事大変遅くなり申し訳ございません。
千と千尋の主題歌を唄ってらっしゃった木村弓さんのページ
http://www.vesta.dti.ne.jp/~youmi/
をちょっと見てみました。
ライアーはyogiさんおっしゃられるように、シュタイナーの影響が大なのですね。以前シュタイナー関連の著作で、シュタイナー考案の音階に対応させたベルの宣伝が載っていましたが、恐らくライアーもシュタイナーの音楽理論に適合する楽器なのでしょうね。
現在のところ品薄状態のようですが、手を出して見たい楽器ではあります。
TRKさんyogiさんご紹介ありがとうございました。
TRKさん>
ドロレスさんの本、恥ずかしながらまだ持ってないのですが、
「魔法使いの弟子」や「惑星」が紹介されているとなると、
ドロレスさんの紹介は何やら曲の題名に基づくイメージそのままの紹介だなと思ってしまいます。
というのは私自身があまり「惑星」との相性がよくないからなんです。
瞑想のBGMとしては、「魔法使いの弟子」もさてどんなもんなんだろうか
とふと疑問に思ってしまいました。
「魔笛」はやはりセリフですか。主人公が半人前(秘儀の観点から)で、そこに女性が絡むとなるとkey6が中心的事項になるのは素直な流れ。
『化学の結婚』やパーシヴァルの聖杯探索等との比較に興味があります。
私の手元にあるCDはハイライト版。音楽的なハイライトとモーツアルトの意図する秘儀内容のハイライトとは必ずしも重ならないでしょうから、やはり対訳を手に入れてみたいです。
公演に行かれて面白い気付きなどもたらされましたならば、お聞かせ下さい。
そうそう、私もしばらく記憶術周辺をうろうろしてました。もともとブルーノ辺りに興味があるので、その流れです。東信堂のブルーノ著作集は一冊出てそれっきり。そんなわけでちびちびとラテン語の魔術論などを読んでます。
こちらについてはいずれアップすることになるでしょう。
yogiさん>
「総合芸術家」の件、確かにどこかで見ました。クロウリーだったと思うのですが、ちょっと記憶が曖昧なのです。
そして、それを見たとき考えたのは、確かに魔術と芸術の共通点はある(←知性と感性の結合)けれど、向かう方向が違うということです。
恐らく芸術家の場合は作品として表現するという外向きの方向、片や魔術師の向きは自らの内面へ向かう。魔術師のこの内向きの作業は自己の変容といっていいのか想像界への刻印といっていいのか、あるいはそれ以外のものなのか明言はできませんが、芸術作品のように物質化した客観的存在を生み出すものでは決してないゆえ、芸術の営みと似たような作業であったとして、社会性獲得は難しいんだろうなと考えました。
と、敢えて芸術と魔術を区別してみましたが、実は上記の差を渾然一体とさせるところから面白いものが生まれるのかもしれませんね。それこそ「自由連想法」の発展みたいな…
[222] Re[221]: ライアー
Name:TRK date:2003/06/01(Sun) 08:05
僕の関心のあるGDは色と音を自らの特徴としているので、まだまだ研究が足りませんが関心のあるところです。
さて、
> 「魔笛」はやはりセリフですか。主人公が半人前(秘儀の観点から)で、
> そこに女性が絡むとなるとkey6が中心的事項になるのは素直な流れ。
Key6にはマルセイユのような二人の女性が出てくるもの、GDTarotのように女性を救助に向かう戦士、WaiteのライダーやBOTAのような裸の男女(アダムとイブ)が天使の祝福を受けているもの、大雑把に3パターンあります。僕がそのとき学んでいたのはBOTAのP.F.CaseのTarotの図版でした。
個人的にはこの3パターンのKey6は、それをいろいろと並べて物語ができるので面白いと思っています。
> 『化学の結婚』やパーシヴァルの聖杯探索等との比較に興味があります。
> 私の手元にあるCDはハイライト版。音楽的なハイライトとモーツアルトの
> 意図する秘儀内容のハイライトとは必ずしも重ならないでしょうから、
> やはり対訳を手に入れてみたいです。
僕の手に入れた対訳は
『モーツァルト 魔笛』.荒井秀直訳. オペラ対訳ライブラリー-音楽之友社.
2000.です。新品で1200円と高からず安からずな値段です。
> そうそう、私もしばらく記憶術周辺をうろうろしてました。もともとブルーノ
> 辺りに興味があるので、その流れです。東信堂のブルーノ著作集は一冊出て
> それっきり。そんなわけでちびちびとラテン語の魔術論などを読んでます。
> こちらについてはいずれアップすることになるでしょう。
お~、それは凄い。ぜひアップした際はMLでも私信でも、ご一報ください。ブルーノは、イエイツもそれで一本書いていますし(未入手・未読ですが(^^ゞ)関心のあるところです。
また、ブルーノはデカンのイメージについてはアグリッパを踏襲していると聞きますが、最近僕の読んでいるGD系統のタリスマン魔術の本(2000年以降発行なのでブルーノと同レベルで話すのもなんですが)には、デカンのイメージが載るようになっています。
想像するに、過去は単純化を目指し細かいデカンのイメージなど余り触れませんでしたが、近年は資料も豊富になり西洋魔術も、他の著作との差別化のためか再度複雑化の過程に入ったのかもしれません。私がその潮流に乗るかは別として、ブルーノなどが実践魔術の俎上に登場するか、WMTでは地理的に僻地の住人ですが、関心のあるところです。
[223] ご無沙汰ですm(__)m
Name:オルフェオ date:2003/07/27(Sun) 07:18
ここのところ、仕事その他諸々の関係でゆっくり思索することが出来ずレス出来ませんでした。まことに失礼いたしました。
まずkey6について。
そういえば、幾つかの分類、鏡さんの著作『タロット』にありましたね。
key6についてもそうなんですが、その他諸々スマートに述べられつつも、ハッとさせられる記述が多数…。
参考文献の欄には勿論載せていたのですが、そういえばここのBBSでは話題に出してなかったかもしれません。
特に二つ組みにして記述するというスタイル。非常に説得力がありました。
やはり、世界観やらなにやら体系としてイメージするには個の他との関係が問題になってきますが、あのようにすっきりと他との関係(二つ組み)を示しつつ、全体として秩序だっている…。流石だなと思いました。
あの二つ組みの発想には何かもとネタがあるのかな?とちょっと聞いてみたいですね。
ブルーノの『魔術論』はまだ触り程度しか触れてないのです。しばらく、腰をすえて取り掛かるのは無理そうです。
ということで、ひとまずルネッサンスのページ作ってしまいました。
取っ掛かりがあると後で更新しやすいということで、またまた中途半端なページではありますが…他のページもそうですが、自分にとってふさわしい時期が来たら、そのときに更新します。
ブルーノについて、ちょっとだけあります。ただしその部分が完成するのは当分先になるでしょう(苦笑)
http://www2.plala.or.jp/Rosarium/purple/rina.htm
ところで魔術の複雑化の話。
なるほどなと思いました。日本ではともかくとして、海外においては特に黄金の夜明け系の言説は浸透してきたということでしょうか。
だとすると、学術的な批判のみならず個人の心性に根ざした批判(好き嫌いのレベル)も反映されて、多様かつ下手すると突拍子もないような説に出会えそうで楽しみです。ダイモーンが止めなければ流れに乗ってしまうかも(←でも残念なことに、僕のダイモーンは結構抑えが厳しいんです)。
[224] ソーンダイク(Lynn Thorndike)
Name:オルフェオ date:2003/08/09(Sat) 19:05
Columbia University Pressから出ている
_History of Magic & Experimental Science_
のペーパーバック版が出てますね。
コロンビア版は以下の8巻構成になってます。
Volume I (ローマ帝国から初期中世)
Volume II (12、13世紀)
Volumes III and IV (14、15世紀)
Volumes V and VI (16世紀)
Volumes VII and VIII (17世紀)
ペーパーバック版は14巻構成でLightning Source Incという出版社から出ています。ただし、コロンビア版のⅢⅣ巻にあたる部分は未刊。
この出版社は錬金術を中心とした古典書を出版しているところ。
気に入った巻だけ揃えるなら、このペーパーバック版は買いでしょう。
ただし未刊の巻があること、出版社の違い、およびインテリア性を考慮するなら、全巻揃えることを目指す方にはあまり強くお勧めは出来ません。
気になるお値段は
ハードカバー版が計800$
ペーパーバック版が平均40$として全巻でおよそ560$
[225] 「『魔術論』概観」拝読
Name:TRK date:2003/08/10(Sun) 15:15
MLにも書きましたが、拝読しました。
大変だと思いますが、わくわくします。頑張ってください。
魔術の複雑化についてC.ウィルソンが『ミステリーズ』で、X機能の使用などの観点から、GDの失敗を、その綜合的性格とマサースらの趣味からの複雑化に帰責していたと思います。
もっとも、ある程度に複雑化は現代社会人の忙しすぎる意識を集中するには、有益な点もあります。WEBあたりが視覚化について同趣旨のことを述べていますが。
技法にしろ、理論にしろどこまでの複雑化が、いいのか?。一実践者としては切実な関心があります。そして、一趣味人としては<とんでも>説は大いに面白い、笑えるところです。
[226] 複雑化
Name:オルフェオ date:2003/08/19(Tue) 00:09
複雑化について考えていてふと思い出したのが、以前Nathanさんが仰られた「ランダムな統一感」という表現でした。(BBS過去ログ2001/02/14参照
http://www2.plala.or.jp/Rosarium/green/log/bbslog6.htm)
例えば同じ量の知識の持ち主を比較するとして、片や知識が細切れ、もう一方は知識が有機的につながっているとなると、前者は単なる「物知り」にとどまるでしょう。恐らく複雑化の弊害は、「物知り」を育てることは出来るが下手するとそこにとどまったままの人間を作り出してしまう─つまり自らの統一感を持たぬまま、ただただ知識のみが増え、挙句の果てにそれに振り回されてしまうという状態を生み出してしまうことになりかねない、という点にあるのではないでしょうか。
以前四元素のところで、個々の元素について瞑想するのみならず全体のバランスも視野に入れておかねばならないというような主旨のことを述べたりしましたが、これなど統一感を持ちつつ細部に携わる一つの例でしょう。そしてそうした統一感が損なわれないのだとしたら、徹底的に複雑化されちゃうのもありなのかなとは思います。
結局、ビギナーの頃の乱読・乱実践状態ならともかくとして、実践上の複雑化の指標は、自らの統一感に求めざるをえないのかなぁと今のところは考えている次第です。
P.S.ブルーノのページ御覧頂きありがとうございます。ただ、あの文章あくまでも現時点でのイメージですので、今後読み進めていくと大きな変更をせざるをえないかもしれないのです。中途半端で誠に申し訳ないです。
[227] 読みました
Name:きゅべれ date:2003/08/27(Wed) 11:05
はじめまして☆
「アンドロギュノスと~」読みました。面白かったです。
実は、ヘルマフロディトスについて調べていてこちらにたどり着きました。
あと、こちら↓もおもしろかったです。ご参考までに。
http://www8.plala.or.jp/furan/page05
[228] ???
Name:きゅべれ date:2003/08/27(Wed) 11:11
delete Spell
[229] 御覧頂きありがとうございます
Name:オルフェオ date:2003/08/29(Fri) 21:01
>きゅべれさん
はじめまして。拙文御覧頂きありがとうございます。
コンパクトな文章ですが楽しんで頂けたようで何よりです。
今後も宜しく御願いいたします。
ところで、228の投稿について。
恐らく227のURLが不完全なため、投稿し直して下さろうとしたのだと思います。
正しいURLは
http://www8.plala.or.jp/furan/page051.html
ですよね?
興味深いページ、紹介して頂き誠にありがとうございます。
manualの部分、確かに記事削除の記述が解りづらかったかもしれません。
申し訳ございませんでした。(該当の部分、訂正しておきました。)
[230] クセジュName:オルフェオ date:2003/08/29(Fri) 21:06
にて『オルフェウス教』が出ましたね。
本日書店で発見しました。
[231] Re[226]: 複雑化
Name:TRK date:2003/09/05(Fri) 22:41
オルフェオさん、今晩は
> 「ランダムな統一感」という表現
うまい表現です。機会があったら使いたい。
> 例えば[…]つまり自ら
> の統一感を持たぬまま、ただただ知識のみが増え、挙句の果てにそれに振り
> 回されてしまうという状態を生み出してしまうことになりかねない、という
> 点にあるのではないでしょうか。
なるほど、そうですね。
よく読書法などで、比較して調べる場合は、各作者の用語法を自分の選択した用語法に従わせて読めと聞きますが、自分の用語法で読めれば統一感を持てるかもしれませんね。
私ならば多分カバラ的に…といっても生命の木の図版どまりですが…統一感を創らなければいけないのでしょうね。
> そして
> そうした統一感が損なわれないのだとしたら、徹底的に複雑化されちゃうの
> もありなのかなとは思います。
ありでしょうね。
徹底的に複雑化すれば、多角形で言えば最終的に円になりますし、収まりも良い。
> 結局、ビギナーの頃の乱読・乱実践状態ならともかくとして、実践上の複雑
> 化の指標は、自らの統一感に求めざるをえないのかなぁと今のところは考え
> ている次第です。
そうですね。私の最近の考えは先ほどMLに一部投稿しましたが、最近はその線で様々な技法などについて実践上の統一感を感じています。
> P.S.ブルーノのページ御覧頂きありがとうございます。ただ、あの文章あく
> までも現時点でのイメージですので、今後読み進めていくと大きな変更
> をせざるをえないかもしれないのです。中途半端で誠に申し訳ないです。
いえいえ、私も本人としては統一感がそこはかとなくあるのですが数ヶ月で色々理解が変わります。オルフェオさんがどう変容していくか、楽しみです。
良い週末を
http://golden-ml.hp.infoseek.co.jp/
[232] 生命の樹
Name:オルフェオ date:2003/09/13(Sat) 22:24
TRKさんの投稿を受けて、フォーチュンの以下の一節を思い出しました。
「セフィロート」は客観的であり、「小径」は主観的である。
『神秘のカバラー』邦訳P.60
自分の経験に照らし合わせてみると、なにやら生命の樹が生きてきたのは、小径の瞑想に取り掛かってからのような…前回までの統一感の話が主に主観的要素によって成り立つものだとして、生命の樹への適応とフォーチュンの記述はぴったり当てはまりますね。
そして何より、小径へのタロットの対応物が大アルカナなのが面白い。
書店で売っているようなレベルのタロットには大アルカナオンリーのものがいくつもあるように、タロットの主役は大アルカナ。それが実は主観的要素に関わっている、そして一方生命の樹ではセフィロートの方が主役の役割を果たしているということを鑑みてみると、生命の樹とタロットにまつわる象徴に関して、色々と面白い連想が湧きそうです。
注:上記の「主役」という言葉、初心者が第一に取り掛かるような、その体系において前面に出ている要素というような意味で使いました。誤解を避けるため、注を付けておきます。
P.S.複雑化と円─目からうろこです。
[233] Re[232]: 生命の樹
Name:TRK date:2003/10/17(Fri) 20:42
やっ、遅くなり失礼しました。
さて、フォーチュンを出されるとは光栄です。
>自分の経験に照らし合わせてみると、なにやら生命の樹が生きてきたのは、
>小径の瞑想に取り掛かってからのような…前回までの統一感の話が主に主観的
>要素によって成り立つものだとして、生命の樹への適応とフォーチュンの記述
>はぴったり当てはまりますね。
イメージ的には私たちの主観または心は常にいくつかの局またはポール、観念、イデア?(各セフィロトや好・悪、愛・憎エトセトラで言い表わせると思います)の間を「行きつ,戻りつ」して流動的ですから、セフィラーを結ぶ小径が主観的だと言うのは納得できます。
>そして何より、小径へのタロットの対応物が大アルカナなのが面白い。
>…、タロットの主役は大アルカナ。それが実は主観的要素に
>関わっている、そして一方生命の樹ではセフィロートの方が主役の役割を
>果たしているということを鑑みてみると、生命の樹とタロットにまつわる象徴
>に関して、色々と面白い連想が湧きそうです。
Pathに関する研究は国内ではそれほど活発ではないので、こちらのHP・BBSでもMLでもお好きなところで、生命の木と大アルカナを「投入」して、オルフェオさんの炉」で形成された「化合物」・連想を是非お教えください(笑)
In L.V.X., T.R.k.
[234] 化合物
Name:オルフェオ date:2003/10/21(Tue) 19:55
きっとその化合物、いつまで経っても変化し続けるのでしょうね。
以前、文書化しようかなと思ったこともありましたけど、それに取り掛かっちゃうと、日記みたく読み捨て状態に(苦笑)
そういえば先週末は友人の結婚式でスピーチをやってきたんですが、やや時間が押してしまって…
でも話の展開をセフィロトに当てはめておいたおかげで、順番を飛ばしてティファレトからビナーに飛んで行き、事なきを得ました。
やっぱり生命の樹は使い勝手がいいですね。
順番を飛ばしても、しっかり話がまとまっちゃう。
ちょっとした魔術的お遊びでした(笑)
[235] Re[234]: 化合物Name:TRK date:2003/10/31(Fri) 21:56
楽しい経験をされたようですね。おめでとうございます。
さて、
> きっとその化合物、いつまで経っても変化し続けるのでしょうね。
> 以前、文書化しようかなと思ったこともありましたけど、
> それに取り掛かっちゃうと、日記みたく読み捨て状態に(苦笑)
私も管理する知性に関し、化合物を一つMLに投下してきました。
さて、われらが化合物はなかなか≪石≫には至りませんで、七色の≪孔雀≫のようにさまざまな色を見せますね。私もときどき色々な形で投稿しますが、時には、その数分後でも、新たな気づきを得て、変化してしまいます(笑)
投下した化合物、明日にはさらに変化するでしょう。はてさてどのようになるか、本当に楽しみです。
[236] ヘルマフロディトス
Name:melmo date:2003/11/16(Sun) 19:59
はじめまして
小池真理子著『恋』の表紙の装丁に、ヘルマフロディトスの彫像の写真が使われていました。
不思議な感じがして、どうしてこのような彫像が造られたのかなぁて、調べていたらオルフェオさまのページに出会いました。
「神話」の世界のお話にヘルマフロディトスが出現するんですね!
少し教えていただきたいことがあるのですが・・・
「神話」っていうのは、作り話っていうか、現実に起こっていないことのお話なんですか?
[237] お返事遅くなり失礼しました
Name:オルフェオdate:2003/11/18(Tue) 23:48
<TRKさん
ご無沙汰してしまいました。
サボっているというわけではないのですが、なかなか化合物投入に至りません。
ところで、近々国書から二冊でますよね。それが待ち遠しいです。
老師の『月神降臨』。私としてはペイガニズムに触れるのは久しぶりのこと。老師自身の予告を拝見した限り、かなり思想的な記述が多そうなので、よい刺激になりそうです。
(興味があられる方は是非O∴H∴へhttp://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/)
そして『無の書』。こちらは原書を所有してるので、本文についてというより、あとがきが楽しみです。
MLの方、しばらくはこの二冊の話題で賑わいそうですね。
<melmoさん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
さて、ご質問の神話の件。確かに神話を字義通りに捉えるならば、それは作り話、あるいは非現実的なことといってよろしいと思います。
ただし、だからといって現実に無関係かというと、必ずしもそうじゃないのではないでしょうか。
例えば、古代の日本には祟り神という考えがあります。神が祟って人間世界に災いをもたらすと考えたのです。これは恐らく自然現象を擬人化した発想。すなわち自然は時に人間暴威を振るいますが、科学的ものの見方をしていない古代人にはその原因がわかるべくもない。しかし災害の原因がわからねばそれに対処するのも難しく、人々は不安にならざるをえない。ところで、自然の振る舞いを祟り神の祟りのせいであるとしたなら、祟り神を何とかして鎮めればよいという発想になります。そこ
から発達してきたのが、様々な祭祀なのではないでしょうか。となると、祟り神という「設定」があるおかげで、人々の心はいくばくか安心を得ることができる…
以上は一例に過ぎませんが、神話というものは、人間の心性を多大に反映しているものであると私は考えます。
P.S.ヘルマフロディトスについては、以前きゅべれさんに教えていただいたこの掲示板No.229にあるURLの記述がとても参考になります。
是非御覧ください。
[238] めぐりあい
Name:melmo date:2003/11/24(Mon) 20:28
わたくしの拙い質問に誠意をもってお答えくださいまして
ありがとうございました。
【眠るヘルマフロディトス】仏ルーブル美術館蔵の
彫像の模刻が、今「兵庫県立美術館」にきています。
なんという不思議なめぐり合わせでしょう?
[239] なんと!
Name:オルフェオ date:2003/11/24(Mon) 22:46
あの像がきてるのですか。あの寝転がった大理石のものですよね?
ヘルマフロディトスといったらまずあの像が浮かぶくらい有名な作品。
ヘレニズム時代の作品でしたよね。
模刻とはいえ確かにめぐり合わせを感じさせますね。
きっと、これを機会にmelmoさんの世界がより深くなられることでしょう。
私も顔を出したいのはやまやまですが、兵庫はちょっと遠い…残念です。
[240] Sleeping
Name:melmo date:2003/12/05(Fri) 22:03
Hermaphrodite
大理石って、宝石みたいに、キラキラ光るのですね。
あまりにキレイなのでびっくりしました。
ちょうど等身大の大きさで、眠っていました。
彫刻って、生きている人みたいに身近に感じることが時々あります。
[241] はじめまして
Name:夢紀 date:2003/12/12(Fri) 20:54
はじめまして。夢紀(ゆめき)ともうします。
まだまだ何にも知りませんが、仲良くしてください。
[242] ピュグマリオン
Name:オルフェオ date:2003/12/14(Sun) 21:02
<melmoさん
お返事遅くなり、申し訳ございません。
melmoさんの投稿を受けて真っ先に思い出したのは、ピュグマリオンの神話。
正に生きているが如き彫像が、本当の生命を獲得する話…
こちらは素材は象牙ですが、やはり大理石と同様白系ですよね。
下手に色彩に影響されずに質感をつかむ事が出来るから、白系の方がより生命感を感じられるのでしょうか。
ベルニーニやミケランジェロもまた然り。
ただし人形ということになると、また話が別になりそうな気もします。
あちらは色彩云々よりもむしろ眼のリアルさがものをいう?
<夢紀さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
気軽にお話いたしましょう。
今後も宜しく御願いいたします。
[243] Merry
Name:melmo date:2003/12/24(Wed) 00:37
☆メリー クリスマス☆
「ギリシア・ローマ神話」 ブルフィンチ作 野上弥生子訳
の本を読んでいます。
ピュグマリオンのお話を読みたくなっちゃったからです。
ロマンティックで、少々うらやましい感じがします。
自分の作品に恋しちゃったのですものね。
(Happy end で よかった!)
この本に紹介されていましたが、『ミロのヴィーナス』って
アフロディテの女神の姿なのですね?
[244] 今年一年ありがとうございました
Name:TRKdate:2003/12/28(Sun) 10:27
オルフェオさん:
ご無沙汰しています。
今年一年ちょくちょくこちらのBBSで私にお付き合い頂きありがとうございました。
来年もちょくちょくお伺いすると思いますが、よろしくお願いします。
また、HPのアップなどは大変な作業と思いますが、頑張ってくださいね。
来年もオルフェオさんにとって実り多い一年であることをお祈りしています。
PS:多角形と円について、クザーヌスが既に比喩として使用しているとの情報を得ました。
オカルティズムの領域ではよくあることですが、やっぱり他の人で言っている人がいたのねと悔しい反面(笑)、時を越えて僅かなりとも共鳴するところを感じ嬉しい感じです。
http://golden-ml.hp.infoseek.co.jp/
[245] 遅ればせながら
Name:オルフェオ date:2004/01/10(Sat) 23:52
皆様
昨年は大変お世話になりました。本年も宜しく御願いいたします。
今年はせめて二つはページをアップ出来るよう頑張りますm(__)m
<melmoさん
クリスマスのお返事が今になって申し訳ございません。
ギリシャ神話のアフロディーテがローマ神話のウェヌス(英語読みでヴィーナス)。ローマ神話はギリシャ神話そのままなので、いずれも同じ女神をさします。その他ゼウス(ギ)─ユピテル(ロ)、ヘルメス(ギ)─メルクリウス(ロ)などなど…
そういえば私、ブルフィンチは『中世騎士物語』の方しか読んで無かったです。今度ギリシャ神話モードになったときに読んでみますね。
<TRKさん
昨年はBBSを盛り上げてくださって感謝しています。
今年もよろしくお付き合いください。
なるほどクザーヌスですか。多角形と円、そういえば「対立物の一致」と重なりますね、考え方が。ルネサンス周辺の思想は魔術的発想の宝庫でしょうが、またまたそうした事例が一つ増えました。ありがとうございます。
[246] 言及
Name:子宮少女 date:2004/03/26(Fri) 17:33
貴HPにあるアンドロギュヌスとヘルマフロディトスのページ、そこをリンクしてよろしいでしょうか?
自分の書いていることと繋がるところがあるので。
http://d.hatena.ne.jp/automate_tomo/
[247] Re[246]: 言及
Name:オルフェオ date:2004/03/28(Sun) 12:44
<子宮少女さん
はじめまして。ページ拝見しました。
まだ関連ページに目を通させていただいただけなのですが、
どこか僕が好きな世界観に通ずるところがありました。
後ほどじっくり読ませていただきたいです。
リンクありがとうございます。
ただし、ページのアドレスについては、あるいはページ全体
を再構成する際に変更の可能性無きにしも非ずです。
ここしばらく予定はないですが…
ご了承ください。